元理事長、元名誉理事長山本 順英 (3期生)旧制帝塚山中学校第3期卒業

一人ひとりの持つ、優れた個性を育てたい。 教育の本質を問い続けた60年から、さらなる高みへ。

社会が急激に変化する現代では、あらゆる場面において、自分から問題を見つけ、解決する能力が求められています。すなわち、教育機関においては、いかに自立した個性を育んでいくかが大きな課題となってきたと言えるでしょう。

帝塚山学園では、およそ60年も前の開学当初より、「人間尊重、個性を伸ばす教育」という基本理念を掲げ、実践力、判断力を持つ人材を育成するため、今日までたゆまぬ努力を続けてきました。幼稚園から大学までの一貫教育体制の確立は、その具体策の一つ。早熟型もあれば、晩成型もあり、価値観もそれぞれに違う子どもたちの成長を、学校間の垣根を越えて、見守ることにより、一人ひとりが持つ優れた個性を見つけ、育むことをめざしています。

さらに、こうした一貫教育体制を生かし、社会に貢献していく精神を育成していつのも本学園の特徴。例えば、幼稚園時から礼法の授業を取り入れるなど、理念をそれぞれの教育機関のカリキュラムに具体的に組み込み、徹底した教育を行っています。時代の要請を見据え、一人ひとりの力を最大限に伸ばすために。我々帝塚山学園は今後も教育の本質を問い続け、さらなる人間教育を実現していきます。

※学校法人・帝塚山学園 学園案内から抜粋