2015大学進学状況

国公立医学科に過去最多24人合格

中高進路指導部は2015年大学入試の合格状況(延べ人数)をまとめた。国公立医学部医学科に過去最多の24人が合格。関西の難関大学には、京大17人、阪大14人、神戸大17人、大阪府立大14人など健闘した。
国公立医学部医学科は、京大3人▽奈良県立医科大7人▽高知大3人▽岐阜大・京都府立医科大各2人▽神戸大・大阪市立大各1人など計24人。これまで最多だった2012年の22人を上回った。奈良県立医科大の合格者数は、西大和学園、東大寺学園に次いで3位。
国公立大学は、京大17人▽阪大14人▽神戸大17人のほか、北大4人▽東大2人▽名古屋大・九州大各1人など。京大は2012年の10人から年々合格者を増やし、昨年の15人を上回った。国公立大学の合格者は計182人。 
私立の難関大は、同志社大98人▽立命館大89人▽関西大74人▽関西学院大57人▽慶応義塾大15人▽早稲田大11人など。
コース別では、男子英数コースのS理系選抜クラスが京大医学科・奈良県立医科大各3人など国公立医学科に10人合格。男子英数クラスは京大4人▽北大2人▽阪大3人▽神戸大7人など。
女子英数コースでは、東大1人▽京大6人▽阪大・神戸大各5人。国公立医学科には、奈良県立医科大3人▽京都府立医科大・岐阜大各2人▽神大1人など計11人が合格した。
女子特進Ⅱは京大・阪大各2人▽神戸大・奈良女子大・大阪市大各3人など国公立に35人合格。
女子特進Ⅰは同志社大15人▽関西大10人▽早稲田大3人▽同志社女子大10人など伝統校に多くの合格者を出した。 
進路指導部では「国公立合格者182人のうち80人は中後期試験での合格者。立命館大、関西大など私立大も3月入試で合格者20人を出した。最後まで頑張り、粘って合格を勝ち取った」と話している。
有馬利治校長は「目標を下げずに最後までよく頑張ってくれた。昨年から、教科別に先生がチームを組み、教科の充実に向け、カリキュラムやセミナーなど、それぞれの課題に取り組んできた。今後は現役生の合格率アップと、卒業生のケアにも引き続き取り組んでいきたい」と話している。
(学園新聞347号から)

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